保険なしで病院に行くといくら掛かるのか?

台湾で保険なしでいくら掛かるか:
健康保険は昔、被保険者は保険料以外の負担は0だったのに、1割負担、2割負担、3割負担と徐々に高くなりました。負担の率もさることながら、医療費そのものが高騰しているので、現在3割の負担金は以前の3割にも増してずっしりと堪えます。ちょっとやそっとでは病院に行けないような状況です。ましてや手術などの場合、どれほど掛かるのか不安になります。そうであれば、外国の地で、当地の健康保険に加入していなくて、何らかの治療を受けなければならないとしたら、その不安はかなりのものになります。それでこのページはそうした不安を和らげるために、治療を受けた人の記録を取り、どのくらいの怪我で、どのくらいの費用が掛かったかを記す事に致しました。2009年5月26日からの記録です。
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台湾で救急車を呼ぶといくら掛かるか:
交通事故が発生したなら、その人身事故の程度を問わず、救急車がやってきますが、アメリカでは救急車は有料で、一回出動を要請すると3万から5万円くらい請求されると聞きました。物価からして台湾ではそれ程は高くはないものの、もし有料であれば、やはりその費用はかなり掛かる事が予想されます。半分として1万5千円から2万5千円くらい掛かっても不思議ではありません。特殊な車、訓練を受けた人たちが3人4人で、夜間でさえ出動してくれます。普通であれば、救急車を呼ぶかどうかはお金の問題ではなく、命の問題です。選択の余地はほとんどなく、必要であれば即出動要請となりますが、ある人の場合、考慮せざるを得ませんでした。余裕があったからではなく、余裕がなかったからです。つくづく留学生という立場で、問題に遭遇したときの頼りなさを感じさせてくれるものですが、救急車で運ばれて費用を請求されたらどうしようと言う問題のためでした。激しい痛みは伴うものの腰痛であるが故に、命に関わる病気ではないので、救急車を呼んだら幾ら掛かるかと、そのことを考慮する余力があったのです。幸い、旦那が消防隊員だという友達がいたので、電話して聞いてみましたら無料 だと言うので、お願いする事にしました。出来るならサイレンを鳴らさずに来てほしいとお願いしましたが、それは規則で曲げられないというので、夜の夜中でしたが救急車がサイレンをけたたましく鳴らしながらやってきました。さすがあっという間に腰が痛くて動けない患者を乗せて、救急病院へと運んでくれました。ただならお願いするというのもおかしな話ですが、有料ならとんでもない料金がかかるに違いないので、外国人にとっては慎重にならざるを得ない事なんですね。外国なので、こうした事に通じていない事や保険にさえ加入していない事と言い、結構社会的な弱者なんだなぁと痛感させられました。
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症例その一・・・自損事故で転がって、足に傷を負い、内ももを少し深くえぐられたら、保険なしでいくら掛かるか:
2009年5月26日、阿甘で中国語を学んでいる学生が、夜中の12時頃に近くの7−11で夜食を買いに行き、ハンドルを取られて壁に接触してから転倒して、足に傷を負いました。幸い、寮の近くだったので,自力で帰ってきて、「病院に連れて行って下さい」というので、傷を見てみると、擦り傷だけでなく、打ち身や肉も抉られているので、救急病院に行く事にしました。サイレンを鳴らさない訳にはいかないそうなので、これ位なら自分の車で連れて行けるので、救急車は頼まない事にしました。サイレンを恐れて、自分の車で病院まで患者を運んできてしまったものの、そこで、日本の救急病院に入る際には、必ず救急車で行かなければならないというのを思い出して、ちょっと不安になりました。でも、台湾は日本より融通が利くので、当たって砕けろです。案ずる必要もなく、問題なくクリアーで、まず受け付けで事情を話し、パスポートや現在住んでいる所や電話番号などの記入の後に、医者からの軽い問診があり、アレルギーがあるか、血圧は高いか、今までに何か病気をしたか等を尋ねられました。型どおりの問診ですが、通訳がいないと英語で問答が行われることになっているようです。それからすぐ応急の手術室で、アルコールで徹底的に拭かれた後、二針だけホッチキスのようなものでカチャンカチャンと縫って、あちこちテーピングしてお終い。それから、支払いを済ませて(費用は薬代3日分を含めて1413元 ・・安い!)、それから院内の薬局で薬を貰って帰りました。これで安心です。それにしても、たった二針とはいえ、手術して、4,5カ所の消毒、ヨーチンを塗って、テーピングして、抗生物質と痛み止め3日分くれて日本円で5000円もかかっていないぞ。保険なしなのに・・・。翌日、外来に包帯を換えて貰いに行ったら、5時をすぎていたので受診できなかったようで、他の病院に行ったら、また初診料を取られて、治療を受け、今度は1000元でした。昨日の1413元から比べると、ちょっと高いと感じましたが、でも円高の今それは3000円にしかならないので、無保険で初診料込みとなるとやはり安い! 台湾なら保険なしでも日本と同じ水準の医療を受ける事が出来、費用も安いという事ですね。安心して病院に行けます。出来るなら行きたくないけれど、行かなきゃならん時もあるので、病院恐れるに足らずと言う事は確かです。実際彼は恐れておらず、たいした怪我でもないのに毎日病院に行って包帯を取り替えます。安いとはいえ無保険ですし、もし、貧乏性の私が彼だったら、このくらいの怪我では医者にも行かなかっただろうと言うような程度なのです。さては彼はおぼっちゃまなのか・・・或いは好きな看護婦さんでも出来たのか・・・。要調査です。
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調査の結果判明した事:
それは彼の父親が良く海外出張するらしく、カードの特約で海外保険に加入しており、彼は未成年なので、1200円を出して家族として加入してきたという事です。つまり、海外で幾ら掛かっても、全額保険で補填されるからというのが理由でした。その話をしていたところに、3ヶ月の予定で最近北海道から来た学生が、AIUの海外医療保険に3ヶ月で25600円払って加入してきたそうです。丁度インフルエンザが流行っていたので、もし感染したりすると厄介だと思ったので、加入したそうです。それにしてもかなりの差がありますので、良く確かめてから選択すると良いと思います。契約内容も良く読んでおく方が良いですね。前出の腰を痛めた年配のご婦人ですが、実は彼女も保険に入ってきたそうです。それで、相部屋ではなく個室にしましたら、腰の痛みは2日もするとすっかり無くなってしまったそうです。医者からはもう痛まないし、何もする事が出来ないので、退院したらどうかと勧められましたが、保険の条項に一週間入院する必要があるので、一週間にさせてくれと頼みました。そして3日目になって、更に契約条項を良く見てみますと、一週間目から保険の支払いの資格が生じる事は確かでしたが、その一週間以降の費用を全額負担すると言うものだったようです。長くいるとその一週間目までの費用も負担されるようですが、二週間くらい入院する必要がある事がわかり、保険の請求を諦めて、即退院となりました。細かい字で読みにくいですけれど、約款をよく見ておく事は本当に大切だと気づかされました。
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症例その二・・・バスケットで捻挫・・レントゲン2枚と湿布又4種類の3日分の薬、保険なしでいくら掛かるか:
2009年9月20日に仲間とバスケットをした女性が、ねんざをしたようです。その日は大したことはなかろうと言う事で様子を見ましたら、翌日腫れてきて、痛みも伴うようになったために三軍澎湖病院に行きました。一番上の写真の大きな総合病院です。問診、触診の後レントゲンを2枚撮り、骨には異常はないものの炎症を起こしているとの事でした。そして患部の湿布と一週間分の薬が処方されました。保険なしでの治療でしたが、薬代を含めての総額は560元で日本円では1800円位かかりました。その方に言わせると日本では保険に加入していても一万円近く取られるのではないかのことです。それで台湾の場合、無保険の治療でも恐れるような事はないようです。
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日本の健康保険に加入しているなら、台湾旅行中に台湾で支払った医療費は全額帰ってきます:
たとえ高額ではないとは言え外国で支払う医療費は無保険なので安くはありません。しかし、日本の健康保険に加入しているなら、台湾でかかった治療費、薬代等は診断書や支払い明細を添えて健康保険組合に請求するなら、全額補填されるようです。事故や病気にはなりたくないですが、そうした事は起こりえます。しかし、無保険でも治療費は日本より安く、そしてその費用は全てバックされるということです。これで台湾で病気にかかっても全く心配する必要はないと言えるでしょう。
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