台湾に留学して仕事を始めて、永久居留証を目指します

なかなか取れないという永久居留証に挑戦してみたいと思います。 キンギョ
工作証(仕事ビザ)があるので、3年に一度更新しています。
それでも3年に一度提出する居留証の更新に関わる書類は膨大で、その日が近づくにつれてブルーになるほど面倒くさいのです。しかし永久居留証の取得はそれを上回る煩雑さがあると言うことで、今まで躊躇していたのです。また、移民署の係官から永久居留証を取る意義がないと言うことを聞かされ、それなりに納得したからです。3年ごとに更新できることに加えて、躊躇してしまった強力な理由とは「年間滞在日数が半年を切ると、せっかく取得した永久居留証が無効にされてしまう」ということでした。
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色々考えて台湾に定住することにしました:
その理由の一つにすでに台湾で仕事をして、10年になること。今更日本に帰っても新たな仕事を始めるのは容易ではないことにあります。また、8人の教師が働いていており、この学校の存在は彼らの生活にも関わっています。追い込まれて止めざるを得なくなったならいざ知らず、割と順調にいっている時に事業を畳むのは、学校を開くよりも難しいかもしれません。さらには、これが一番大きな理由ですが、日本よりも台湾の方が断然暮らしやすいと思っているからです。住めば都とよく言われることですが、こちらになれてしまうと、日本に帰った時に居心地が悪くて仕方ありません。この年になって故国を捨てることになるとは思いもしませんでしたが、現実そうなってしまいましたね。
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永久居留証を取るつもりだと台湾の友達に話したら・・・。 彼は県知事に名誉県民として推薦してくれたのです。
その永久居留証が取りやすくなるかも知れないと考えてのことでした。これは思っても見なかった展開で、実際にその話を聞いてから幾日もしないうちに名誉県民として表彰されることになりました。永久居留証を手に入れる前に、澎湖島の名誉県民になってしまったのです。台湾の政策で、離島の島民は保護政策が取られて、数々の得点があります。たとえば1800cc以下の車の自動車税が免除されるとか、バスや船の料金が免除されるとかですが、一番魅力的なのは台湾本島と澎湖島間の飛行機代が3割引になることです。年に5〜6回台湾本島に行くことが多い私にとってこれは魅力的でした。それで、調べてみましたら、澎湖島内の交通機関はただになるのですが、飛行機は割引なしと言うことです。ご丁寧にも、これは経済的な誉れでなく、精神的な誉れであると説明されています、私は経済的な誉れの方を望んでいるのですが・・・。
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申請条件:
台湾に5年以上継続して居留している人。そして居留5年のうち、毎年183日以上台湾に滞在している人なので、資格はありそうです。
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必要書類:
必要書類を調べてみましたら、以下の通りです。移民局の知り合いが持ってきてくれました。
・外僑永久居留申請書
・彩色照片一張(同身分證規格)
・新、舊護照正本、影本一份(正本驗畢發還)
・外僑居留證正本、影本一份(正本驗畢發還)
・健康檢查合格證明一份
・財產或特殊藝能證明一份
・最近五年之本國及我國警察紀錄證明書一份
・其他相關證明文件(如戶籍謄本及結婚證書、或工作證核准、或視個案狀況要求之文件)
面倒くさそうですが、ここまで来ればやるしかありません。移民局の友達から、まずは無犯罪証明を取得する為に交流協会に行くことだと告げられました。これが一番時間が掛かるようです。澎湖島に住んでいると、飛行機で高雄に行かなければならないので、面倒この上なしです。来週あたり行ってきます。
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必要書類を揃え始める・無犯罪証明書の申請:
取りあえず申請を開始しました。非常に面倒くさいのは、ここが離島であるということです。つまり、申請の為に台湾本島に行かなくてはなりません。台北でも高雄でも良いのですが、交流協会に出向いて、係官に永久居留証を取得したいので、無犯罪証明書の交付をお願いする必要があります。すると両手10本のそれぞれの指の第一関節から第三関節までをきっちりと指紋を採られました。これは結構引けます。もし何らかの犯罪に係わっていたりしたらアウトです。何かの未解決事件で押収された指紋と偶々一致したりしたら大変だなぁとつまらぬ妄想が駆けめぐります。しかし、それで終了です。オイオイ私は澎湖島から来たんだよ。もっと構ってよと言う感じです。離島に住むとやっかいなのはこういう部分です。それで、澎湖島に帰って待つこと40日くらいして、交流協会から「出来ました」という電話がありました。しかしこれで終わりではないのです。それを取りにまた高雄の交流協会に行くと、この厳封された無犯罪証明書を外交部に持っていって認証を受けるようにとのことで、外交部に行きました。認証された書類は2日後に交付されるとのたまわれるので、この時ばかりは、そんな無慈悲なことを言うまいぞ。私は澎湖島から来ているので、今日何とか交付してくれまいかと迫ると、緊急の費用を払うと明日出来ると言うことで、その日は高雄に泊まりました。翌日、それを受け取りに外交部に行き、書類を受け取って帰ってきました。郵送みたいな事を認めてくれるなら助かりますが、駄目なようです。さらに面倒なのは、この無犯罪証明書は日本語と英語、ドイツ語などで書かれていて、中国語では書かれていません。それで、中国語の訳文をつけて、それを公証人から正式な文書であることを認証してもらう必要があります。タイ語とかアラビア語で書かれた証明書なら、中国語の翻訳も必要だけれども、日本語と中国語は殆ど一緒じゃーんと思っても駄目なんですね。公証人事務所は、澎湖島の場合は地方裁判所の2階にあります。15分位で終わりました。指紋の採取を伴う交流協会での申請、日本から送られてきたとの連絡を受けて再び交流協会に行き、そこで交流協会の人により開封されて、再び交流協会により封印されたものを持って外交部に行き、承認を受けて、それを中国語の翻訳文をつけて公証人に公証してもらうことにより無犯罪証明書の完成です。費用は外交部での特別緊急処理費用を含めて600元でした。                  
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健康診断書をゲットする:
それから健康診断書を取りに病院に行きました。健康診断書を取りたいとそのまま中国語に置き換えて言ったのですが通じません。身体検査と言っても駄目でした。体験というのでした。体検なら未だ分かりますが、体験とは・・・何でも体験してみなければ分かりませんね。澎湖総三軍病院での体験は月水金のみで、私が行ったのは木曜日なのですが、嬉しいことに私の日本語の生徒が仕事をしている部門なので、特別にOKって台湾ならではの融通です。いろいろな検査をされました。異常なしと言うことでこの関門をクリアーです。もし問題があったらどうなるのか通過してから心配になりました。
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台湾での無犯罪証明書をゲットする:
体験が出来上がるのを待つ間に、澎湖島の警察で台湾での無犯罪証明書を交付して貰いに行きました。インターネットの先達の指南によると二日掛かると言うことでしたが、15分で作ってくれました。さすが澎湖島です。警察本部の中にある外事課に行くと、一ヶ月位前に、日本が尖閣諸島を国有化したので、何か問題が起きるかもしれないから、気をつけるようにと忠告に来てくれた人がいました。そういえば高雄の交流協会などは以前よりずっと厳しい体制が引かれていて、2度もチェックされました。あそこは落書きされたりして、ちょっとした騒動がありましたが、澎湖島ではそういうことは皆無でした。台湾での無犯罪証明書の交付料は100元でした。
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銀行の残高証明書と納税証明書をゲットする:
ここまで来れば8合目です。後は銀行の残高証明書ですが、これは最新の通帳の残高の部分をコピーすればOKです。納税証明書は身分証を機械に入れると、然るべき所にアクセスしてすぐに証明書が発行されます。カードにいろいろな情報が関係しているようです。実はこの辺が一番心配なんです。以前はもの凄い残高が要求されていた様で、それを耳に挟んだだけで、もう申請する気などはなくなっていたのですが、随分と緩和されて、残高はそれ程なくても良くなったと聞いたので、今回の申請と相成った訳です。いざとなれば銀行と掛け合って、引き下ろさないことを条件に銀行から借りると言うことも出来るかなぁと思ったのですが、条件が緩和されていることを祈らんばかりです。納税証明はここんところばっちり取られているのでクリアー出来るのではないかと勝手に思っています。ここでアウトだと一生無理でしょう。
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これらの書類を揃えて移民署に行き、永久居留申請をする:
実は、ここからが申請なのです。今までのは申請の為の書類集めに過ぎません。ひと揃いの書類を持って、澎湖島の移民署に行き、永久居留証の申請書に必要事項を記入して、他の書類と共に提出するのです。ここまではかなりうまくいっていたのですが、提出する写真でつまずきました。大きさが特別なのです。3.2×3.6で顔の部分のものが必要でした。それらを間に合わせてやっと申請が出来ました。これらの書類は台北で処理されるようで、問題なければ永久居留証が交付されることになります。家に帰ってきてから、私の勤めている語学学校関係の書類が必要だと連絡がありました。明日にでも届けようと思います。離島でなければさほど難しいことは無いなと思いました。これから永久居留証を取ろうと思っている方は、大抵の方は離島で申請するほどの苦労はいらないと言うことで励みを受けて頂けるなら、苦労も報われるというものです。結果は一ヶ月後!
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外国人投資者としての永久居留証はほぼゲット、そして妻の永久居留証の申請:
その一ヶ月後が来て、審査が通ったので、申請の手続きをするようにとの公文書が届いて、申請費用である10000元(日円で約3万円)を払いました。そこですぐ発行されるのではなく、一週間後に交付とのことで、やっかいなことこの上なしという感じです。でも山は越しました。これから妻の永久居留証の申請に入ります。まぁ先ず私の永久居留証の取得、そしてその夫の永久居留証に基づく妻の永久居留証となるはずです(これも依親というのですが・・・。)。普通の居留証の時もそうでした。殆ど書類の提出はなく、パスポートと写真を提出する位で良かったと思います。台湾で永久居留証を取っている人のホームページを見ていると、殆どが依親という配偶者が台湾人である事による永久居留証なので、外国人投資者の配偶者の永久居留証については何の情報もありません。もしかするとこれがそうした立場にある人の申請としては初めての情報かも知れません。
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妻の永久居留証の申請は出来ませんでした:
大誤算です。私の永久居留証では妻の永久居留証は取れないようです。どうしてですかと尋ねたら、私が台湾人ではないからだと言うことで、それが全てのようです。まぁ、従来通り3年間の延長は出来るようですけれど、それじゃぁ永久居留証をゲットした意味がないじゃないですか・・・! 国籍を換えるのはなぜだか上手く説明出来ないけれど結構抵抗があるので、その方法で永久居留証を手に入れることは考えたこともありませんでした。つまらぬ事に時間を取ってしまった様な気がします。
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しかし幾つかの方法があるようです:
思えば今までも何度もこうした壁に阻まれたものの何とか活路を見いだしてしぶとく台湾に留まってきたような気がします。台湾は法治国家なので賄賂みたいなものは通じないのですが、法律の要件を満たすならば壁も乗り越えることが出来るようです。夫が永久居留省を持っていても、日本人である妻には3年の居留証は出るものの、永久居留証は出ないというこの問題は3つの方向から対処が可能なようです。

その一は妻が一年間台湾人の平均給料の2倍を稼ぐこと。台湾人の給料として月に約17000元の2倍で約35000元の給料を一年間稼ぐことが出来れば外の条件が揃っているので可能なようです。

その二は私が台湾人になること。 そうすることにより日本人の妻も永久居留証が得られる。しかし、日本は二重国籍を認めていないので、台湾人になるということは日本国籍を放棄する事になるはずですが、日本は台湾を国家として認めていないので、そういうことにはならず、事実上の二重国籍が存在しうるようです。台湾も日本人が台湾国籍を取ったとしてもそれを日本政府に通知しないようです。可能性としてはあり得る方法ですね。

もう一つは、妻名義の500万元の預金です。銀行に、決して下ろさないから一年間貸してくれとお願いして、それが通るならこれも選択可能な方法かなぁと思ってしまいます。まぁ3年間の内に考えます。
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宿舎で困ったこと 交通手段で困った 電話で困ったこと 食物で困ったこと 犯罪で困ったこと
授業で困ったこと 多くて困ったこと 休みで困ったこと 注音で困ったこと 花粉で困ったこと

細木真理さんによるイラスト
リンク: 後ろ姿
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