右と左が逆なので注意が必要です

キンギョ
多分日本政府の刊行物だと思います:
  この↓パンフレットは高雄の交流協会で貰いました。双方の免許が通じるというのはありがたいことですが、車と人の方向が逆ですから、問題が発生するのは予想されることです。右と左が逆なんだと頭で分かっていたとしても、いざという時にはその反対のことに慣れている体の方が反応してしまいますので、事故に繋がってしまいます。つまり、危ないと感じると、余計に危ない方へ避難してしまうのです。私も台中で学び始めた頃、その当時は国際免許でしたが、友人の助けでバイクを買って学校の往復などに使っておりました。丁度台湾の交通に慣れた頃ですが、細い道をかなり向こうからスクーターがすごいスピードでやってくるのが分かりました。危険を感じたのでしょうね。咄嗟にそのバイクを避けようとして、左の方へ避難しました。小さい時から車は左人は右と習ってきましたから、咄嗟の時には体に染みついた反応が優先するんですね。勿論それは先方にとって予期しない出来事であり、進路をふさがれた訳ですから、あわてて急ブレーキを掛けて、そして転倒して惰性で5メートル位地面を引きずってから私の1メートル位前で止まりました。ぶつかっていないので、自損事故なのですが、そんなことは言っていられません。明らかにこの事故は私が誘発したもので、全責任が私にあることは間違いありませんでした。留学したばかりの時にこの事故は精神的にも金銭的にもとても痛かったです。こういう事は私だけでなく、此処で運転する人にかなりの可能性であり得ることです。くれぐれも気を付けて下さいね。老婆心ながら(老爺心ですけど・・・)繰り返し言わせて貰います。
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台湾で交通事故を起こすとかなり厄介です:
  交通事故はどこで起こしてもかなり厄介ですが、台湾で起こすとウルトラ厄介です。というのは、中国語がかなり出来るならいざ知らず、現地人並みと言うことは無いでしょうから、色々な遣り取りがうまく行きません。まぁ、交通事故を起こしたら、すぐ警察を呼ぶ必要がありますが、日本人は携帯を持っている人が少ないですから、相手に掛けて貰う事になります。警察が来ると実況見分が行われます。その時に相手との主張が食い違っていると後日問題が起きる訳ですが、日本人が正確にその状況を説明するのはかなり難しいかも知れません。普通こうした場合に通訳を付けてくれるのですが、(通訳料が掛かるのではないかと心配するかも知れませんが、これらは警察が負担してくれるので、一切通訳料は掛かりません。)、その人の到着を待つので時間が掛かります。勿論、同時に救急車も駆けつけるので、怪我をしていない方が実況見分に立ち会います。それから、交通事故を処理する分局に戻って調書の制作です。通訳付きで行ってくれます。これは、台湾が交通事故などを法律に基づいてきちんと処理してくれると言うことなので、感謝すべき事なのですが、非常に時間を取られますし、犯罪者にでもなったかのような錯覚を受けるので、ストレスの多い経験かも知れません。もし、相手を怪我させてしまったという場合は更に厄介です。というのは、救急病院はたいていの場合、様子を見ると言うことで、些細な事故であっても入院という処置が執られます。そして日本の病院と違うのは、親族の付き添いが必要と言うことです。つまり完全看護でないので、付き添わなくてはならないのです。事故の一方の当事者になった場合は、やはり親族への気兼ねからなかなか病院を後に出来ないと言うつらさがあります。幸いなことに澎湖島では交通事故でも医療保険が利くようで、今まで医療費に関する請求はありませんでしたが(自損事故は除く)、いわゆる慰謝料でもめることがあります。日本の保険のような任意保険に加入している人は殆どいないので、これがいくらになるかは相手による訳です。そう言う訳で非常に厄介ですから、バイクに乗るならスピードは極力控えめになさることをお勧めします。  
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最近、当校の生徒が関係した事故について:
  この事を書き記すのは、台湾で車やスクーターを乗る事に伴う責任を自覚してもらうためです。何も起きないことを期待するのであれば車やスクーターに乗らない方が良いかも知れません。しかし、明治大正時代ならいざ知らず、この現代社会において、文明の利器と無縁の生活を送ることの方が無理な話です。生じうる危険性を理解した上で、危険を回避しつつ利用するというのが王道ではないかと思います。少なくとも危険を招かない行動が必要です。飲酒運転などはもってのほかですが、スピードをセーブすることで、交通事故の大半を防ぐことが出来るに違いありません。ところが、どんなに用心深くあっても、起きるときには起きてしまうのが交通事故の怖さです。その方は元々落ち着いた方で、ましてや外国での運転ですから、安全運転でスクーターを走らせていました。そこに横の道から一台のオートバイが現れて彼女の前方をふさぐ形で入り込んできたようです。そのオートバイが少し接触した、それだけの事でしたが、たまたま後ろに人を乗せていたこともあり、バランスを崩して横倒しになりました。それだけなら軽くぶつけられてただ転んだだけの話ですで、スクーターに傷が付いた訳でもなく、足首をちょっとひねったくらいの事でしたが、その倒れた際にその脇を走っていた自転車を引っかけてしまったのです。おばあさんが倒れてしまって、ちょっと頭を打ったようです。外傷も何もなかったのですが、頭を打ったようなので、救急病院に行くことになりました。外見は何ともなかったのですが、手をついたときに肩の関節を損傷して手術が必要と言うことが分かりました。日本では交通事故は決して健康保険を使えないのですが、台湾ではその点は問題なく、健康保険が適用されて、手術費を含めて全ての費用が保険でまかなうことが出来ました。しかし、当然ながら、慰謝料までは含まれていません。レンタルバイク屋さんから借りたバイクなので、そこでかけている保険で間に合うだろうと思っていたのですが、なんと強制保険しか掛かっておりませんでした。台湾ではまだ、任意保険が発達しておらず、そのレンタルバイク屋のオーナーは任意保険の存在さえ知りませんでした。もっとも医療費が健康保険で補填されるなら、さほど任意保険は必要ないかも知れませんが、任意保険がないと言うことは、慰謝料などの交渉は保険屋さんではなく、本人が行わなければならない事を意味します。そしてこれが本当に厄介だったのです。
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保険会社に示談交渉をしてもらうと言うことはできないのです:
  ましてやこの場合、相手がお年寄りだったことが関係していました。漢方薬についての造詣やそうしたものに深く依存する年齢でした。彼らの考え方からすると、元に戻るためには正しい食事をする必要があると言うことになるようです。そして医食同源を実践する上で、高価な漢方薬を飲めば回復力が高まると考えているようです。相談に行った漢方薬屋で吹き込まれてしまったのかも知れません。そしてそのための費用として3万元という結論になりました。自分も接触されて倒れた被害者であるにも拘わらず、そのバイクの乗り手がいなくなって、第一原因となったのだ誰であるかを特定できなければ、自分も被害者だと言っても、全てはいい訳にしか聞こえません。5万元の要求が3万元で決着したのはむしろ幸いだったかも知れません。留学生が、そんなことのために3万元も使ってしまうと言うのは可哀想すぎます。しかも、任意保険がないので、示談交渉も自分たちで行わなければならないのです。被害者は早く直すために一瓶何万円もする栄養補助食品を買う必要があると言うのです。そんなものを飲んだって効果なしと言う気持ちも働いているのか、すごく無駄なお金のような気がしたそうです。こうした示談交渉は警察も加入できず、世話を焼いてくれる人もはっきりと言うことが出来ない性質のものなので、交渉が実に難しいものです。高雄にある日本の事実上の領事館に当たる交流協会には、そうした問題で困窮している法人を助けるために澎湖島にすんでいる台湾人を派遣してくれるようですが、どうしても相手のペースで話が進んでしまうのはやむを得ないところです。
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スピードを出していなくても事故には遭いますが、十中八九はスピードの出し過ぎが原因です:
  澎湖島は台湾本土と違って、交通事情はかなり良いと思います。少なくとも日本並みです。気をつけていればまず事故は起きません。慣れないうちは事故を起こすことはないのですが、慣れてくると事故を起こしてしまうのは皮肉なことですね。外国で自分の足として車やバイクに乗れることは大きな特権ですが、注意の上にも注意を重ねて行きたいものです。とりわけ車が右側通行で、普通バイクやスクーターは右側を走り、車が中央線付近を走る訳ですが、車が停車するときに右に寄せます。そして危険なのはその右端につけた車の左側から運転していた人がドアを開けて出てくるからです。車も左ハンドルだからです。停車した車の脇を通り抜けようとすると、そのドアが開いてぶつかってしまうと言うことが良く発生しています。
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駐停車にも注意が必要です:
  台湾はジュネーブ条約に加盟していないために独自の交通規則があるのかも知れませんが、例えば大きな道路の四隅には大抵赤線が引かれています。そのほかにも危険であると見なされているところにはその赤い線が引かれています。それは駐停車禁止です。一時的に駐車することも禁止されているのですが、歩道の所も駐停車禁止です。バイクの留場に困っていると、そこだけ止められる空間があるのでそこに止めると、すぐに罰金と言うことになります。道路上に駐停車が禁止されていることは日本人でも分かりますが、歩道(バイクの駐車出来るところ)もそのように駐車禁止であることは知らないので、ついついやってしまうのです。台湾人はみんなそこに止めると罰金だと知っているので止めませんが、日本人は大胆に求めてしまうんですね。この下の注意事項にも、赤と黄色はだめで、白線の所は駐車が出来ると書いてあるとおりです。
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交流協会パンフレット 交流協会パンフレット
リンク:
阿甘語言中国語科で用いているサイトです。
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真ん中の●を@に換えてからお送り下さい。お手数ですが、宜しくお願いします。
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